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完璧なウェディングドレスを選ぶことは簡単なことではありませんし、個人的な好みもあるので、普通であれば花嫁を批判することはないでしょう。奇抜な配色(オレンジ!黒!シルバー!)、怪しい素材(風船!シュレッダーの紙!使い捨てカトラリー!)、ドレスの定義が非常に緩いなど... 今からご紹介する花嫁たちは、必ずしも良い方向ではないにしろ、ゲストたちをあっと言わせることを望んでいたようです。
オレンジ色の恋心を抱く二人
花嫁の晴れ姿を見て、私たちは "綺麗~!"、 "美しい!"、 "私もあんなドレス着てみたい!" と思うものです。しかし、オレンジ色のドレスと鮮やかなオレンジ色のベールでポーズをとるこの花嫁を見て、きっと別の言葉を思い浮かべるでしょう。"ファンタ"、"Qoo"、"サンキスト"、"オランジーナ”。オレンジは喜びの色ではありますが、このドレスを見ても喜びを感じません。
とにかく、新郎新婦が幸せであればいいわけで。きっと二人ともオレンジ色が大好きなんでしょうね。特に新郎は超気合い入ってますね(笑)
ウエディングドレス史上、最も実用的でないウエディングドレス
今回ご紹介しているウェディングドレスを見て、私たちは純粋に何を言っていいのかわかりません。この花嫁と話せたらいいなぁと思いますし、これらのドレスを作った人たちとも話せたらいいのにと思ってしまいます。例えば、このウエディングドレス(?)をご覧ください。
通常のウェディングドレスも着心地がいいとは言えないのですが、これはさすがに無理がありますね。彼女は座れるのでしょうか?腕は使えるのでしょうか?そして一人でトイレに行けるのでしょうか?
これってシェールがメットガラで着てたやつ?
完璧なウェディングドレスを選ぶ際、花嫁の多くはクラシックなデザインを好み、オードリー・ヘップバーン、グレース・ケリー、ジャッキー・Oなど、時代を超えた美しさとスタイルを持つ女性たちにインスピレーションを求めます。我々も最初はこの奇抜なデザインに少々戸惑いましたが、シェール(アメリカの歌手)がレッドカーペットで着ていそうに思えませんか?
もちろんシェールは伝説的な女性であり、真のファッションアイコンです。ただ、シェールがウェディングドレスのインスピレーションになるとは意外でしたし、ゲストがこんな花嫁の姿を目にするのもまた意外だったことでしょう。
かわいそうなクジャクたちに黙祷を
デザイナーは新しいものを生み出す時にしばしば自然からインスピレーションを受け、世界の動植物へのオマージュのようなゴージャスなアイテムを生み出します。しかし残念なことに、それが毎回成功するわけではなく、最終的にはあざとく見えてしまうかもしれません。このウェディングドレスのためにカラフルな羽を抜かれたクジャクの悲痛な叫びは、たやすく想像できるでしょう。
"え、マジ?私の羽をこんな風にしたなんて、本気?冗談でしょ?いやいやこれは許せない。もとに戻して!その羽を私の尻尾に戻してよ!" という声が聞こえてきそうです。
ママジューンとシュガーベアにふさわしいウェディング衣装
アメリカのリアリティ番組 "Here Comes Honey Boo Boo(ハニーブーブー)" を見たことがなくても、その登場人物、特にアラナ ・"ハニーブーブー"・トンプソンとその母ジューン ・"ママジューン"・シャノンのことは多少知っているでしょう。そして彼らが独特のセンスを持っていることも知っているはずです。2013年の結婚式で、ママジューンとシュガーベアが着た衣装がこちらです。迷彩柄にネオンオレンジ... 結婚式では見たことがない色の組み合わせです。
ハニーブーブーももちろん式に参加し、彼女が着たドレスもネオンオレンジとネオンピンクを組み合わせ、たくさんのビーズをあしらったもので、奇抜な家族の中でもかなりユニークなものでした。
う~ん、今回はケーキを食べるのはやめておこうかな...
結婚式を忘れられないものにするためならどんなことでもするわ!という花嫁だっています。もし私たちが結婚式に招待され、この "ドレス" を着た花嫁を見たら、きっと永遠に忘れないでしょう... 初めて結婚式に行ったのにウェディングケーキがなかったことを永遠に忘れないのと同じです。しかしまじめな話、みんなほんとに何を考えているんでしょうね... 花嫁の腕にはアイシングがベタベタとくっついてしまっています。
みんなウェディングケーキは大好きですが、この結婚式では、チョコレート、プチフール、ケーキポップ、カップケーキ、フルーツタルト、トリュフ、チョコレートがけストロベリー...だけで我慢することになりそうです。あれ?何の話してましたっけ?
露出度の高いドレスもあれば、そうでないドレスもある
結婚式は一生の思い出になるものですから、将来、家族や友人に写真を見せたりするときに恥ずかしくないよう、多くの人がクラシックなドレスを選ぶ傾向にあります。この花嫁が50年後、孫に写真を見せながら "おばあちゃんの結婚式はこんな感じだったんだよ、きれいでしょう? "と言ったら、孫はどんな反応をするでしょうか。
ハイウエストのスカートにほとんどトップスがないように見えるので、これを "ドレス" と呼べるかどうかは分かりませんが、こんなにも露出度の高いスタイルを選びながら腕を隠すために長い手袋をしているのはなんとも皮肉ですね。
猫好きの、猫好きによる、猫好きのためのウェディングドレス
花嫁が結婚式に純白のドレスを着るのは伝統的なことですが、ほとんどの花嫁が白いドレスを着るからといって、そのドレスがユニークであったり、記憶に残るものであったり、自分らしさを表現するものであってはいけないということではありません。この花嫁は、頭のてっぺんからつま先まで真っ白に統一されていますが、猫をテーマにしたデザインで、まさに "オンリーワン" でしょう。
そうなんです。ドレスには猫ちゃんのイラスト、そして裾には猫ちゃんの名前?がスパンコールで書かれています。ティアラにも猫のデザインがあしらわれていますね。ここまでくるとあっぱれです。
皆さんご注目ください、クラゲ夫妻の入場です
このドレスに関してもっと情報があればいいのですが... だってとても興味深いですもん。ウェディングドレスではあまり見かけないような素材がいろいろと使われているようです。紙?プラスチック?セロファン?そして、このボリューム感.... なぜだか分かりませんが、不思議な深海生物を連想させます。巨大なクラゲのようにとても湿っていて、同時にとても燃えやすそうですね。
でも、大切なのは夫婦が幸せであることを考えれば、この二人は確かに愛し合っているように思えます。さぁ、クラゲ夫妻をダンスフロアにお迎えしましょう!
カオスから生まれたプリティ・イン・ピンク
よく "悪口しか言えないときは何も言わないでおきなさい" ということわざを耳にしますが、その通りにしていたら、この記事はただの長い画像の羅列になってしまいますし、それは私たちがお金をもらってやっていることではありません。さて、何から話しましょうか。このドレスを見ると、"プリティ・イン・ピンク"、"リトル・ボー・ピープ"、"マイ・フェア・レディ"、これらすべてがひとつになったような、しかし良い意味での "プリティ・イン・ピンク" を連想させます。
しかし、このドレスをデザインした人は、残念ながらこのミッションを成功させることができなかったようです。花嫁の表情を見れば一目瞭然でしょう。
花嫁が地味すぎるのか、周りが着飾りすぎているのか?
花嫁にとって結婚式の計画は非常にストレスの多いものです。だからこそ、大切な日が来ると、ウェディングプランナーや花嫁の取り巻きは、花嫁の言いなりになりがちです。なぜなら、重要なのは、花嫁をできるだけ幸せに、かつリラックスさせておくことだからです。花嫁が結婚式の写真で不機嫌な顔をするのは嫌でしょう?この結婚式で交わされた会話は、おそらくこんな感じだったのでしょう。
花嫁:"ねえ、結婚式はビキニじゃなくてちゃんとしたウェディングドレスを着た方がいいかなぁ?私、地味すぎちゃった?" 他のみんな:"全然そんなことないよ~それでカンペキ!他のみんなはむしろ着飾りすぎなんだよ~"
レディーガガも驚きの古新聞で作られたウェディングドレス
ファッションデザイナーは常に新しい素材をファッションに取り入れることに挑戦しており、それは本当に素晴らしいことです。長持ちし、加工しやすく、地球にも優しい素材が見つかるのは、彼らの絶え間ない挑戦のおかげです。しかし、彼らの挑戦が常にベストなアイデアを生み出すとは限りません。これは...古新聞のようなものだけで作られたウエディングドレスでしょうか?
ファッションのことはよく分かりませんが、この素材はドレスとして成立していないように思えます。ですがシルエットはとても素敵です。
妊娠していることを誇りに思えるウェディングドレス
現在では、妊娠中に式を挙げるということは数十年前までのように大きな問題ではありませんが、妊娠中の花嫁が社会から全く批判されないというのはまだ甘い考えでしょう。そのため、妊娠していることが分かった花嫁は、ゆったりとしたドレスや、大きなブーケでお腹を隠すなど、できる限りの方法でポッコリお腹を隠そうとすることが多いです。
しかし、この花嫁は批判されることを恐れず、妊娠していることを誇りにしています。ところで、"Pregnant and Proud(妊娠と誇り)" というのは、妊娠中の花嫁を取り上げたリアリティ番組の名前にいいかもしれませんね。テレビ局の皆さん、よろしくお願いします!
この花嫁を直視しちゃアカン
大切な日に向けて準備万端な美しい花嫁を見ると、”まさに天使のようだ" "お姫様みたい" など、彼女の努力を称える言葉を言うことがよくあります。しかしこの花嫁は、"太陽のようだ" と言われているのが想像できます。それは、彼女が我々に暖かさを与え、地球上の生命に不可欠な存在だからではなく、彼女を直視すると深刻な眼へのダメージや失明を引き起こす可能性があるからです。
言いたいことがありすぎて何からコメントしたらいいのか分かりません... 眩しすぎるドレス、巨大なネックレス、ローマ教皇のような冠... 彼女の胸元にあるのはブーケなのか、世界一大きなブローチなのか、それが何なのかも分かりません。
若気の至りなんかじゃないの、ママ。これが私のウェディング衣装なの
若い頃の写真を見返すと、自分がどれだけ変な見た目をしていたか、そしてそれがイケていると思っていたことにゾッとする時ありませんか?"普通の服を着なさい!" と親に言われて喧嘩したこと、そして "これは若気の至りなんかじゃないの、ママ。これが本当の私なの" と言ったことを覚えているでしょうか?その結果、どうなったでしょうか?この若いカップルは、何年か後にこの写真を見返したとき、どんな気持ちになるのでしょうか...
しかし彼らの衣装はとても個性的で、その色の選択はとても興味深いものがあります。普通、新郎が暗めのスーツ、新婦は純白ドレスというのが一般的ですが、この二人はその逆を行ったのです。
そして花嫁はこの写真からインスピレーションを得てドレスを作りましたとさ
この写真は実際の結婚式で撮られたものではないことは承知しています。女性のポーズとヘアメイクから判断して、これは何かのファッションショーでランウェイを歩くモデルだと思われます。そしてファッションショーで発表されたものが全て店頭に並ぶわけではないことも承知していますが、それでもデザイナーというのは、人々が彼/彼女の商品を買いたくなるようにファッションショーを開催するんですよね?
このかろうじて大事な部分が隠れているシースルーワンピを見て、"わぁ、このデザイナーにウェディングドレスを作ってもらいたい!" と思う花嫁は何人くらいいるんでしょうか。
ドレスよりベールの方が布面積がある件
この花嫁のように、結婚式の日にとても露出度の高いドレスを着ているのに、腕には長いグローブを着けることを選んだ思考回路には困惑させられます。誰も彼女の前腕になんて目を留めないでしょうに。この花嫁はウェディングドレスも着ずに、白いトップスとミニスカートのセットアップを選び、たくさんのレースを施し、足にはガーターをつけて、おへそには...星の刺繍でしょうか?
リムジンから降りた彼女の後ろに見える白い塊に戸惑いましたが、これはどうやらベールのようです。彼女の衣装よりもはるかに布面積が大きいことが興味深いところです。
高価な氷の彫刻に予算を使い果たしたとき
もしかしたらこの写真の裏側には、結婚式に使えるお金の計算を間違えて、派手な氷の彫刻に全予算を使ってしまったというストーリーが隠されているのか...?もしそうであるのなら爆笑に値するでしょう。衣装に使えるお金がないため、花嫁がベールにする予定だったレースで自分たちで衣装を作ったのです。
布があまりなかったものの、彼らはベストを尽くしました。この話に付け加えるとすれば、あの氷の彫刻が彼らの前に置かれていることに感謝するのみです。
もし "やりすぎ" ウェディングドレスがあるとしたら
この記事でご紹介しているウェディングドレスは、布面積が少なすぎるものもありますが、多すぎるものもあります。例えばこの作品。これは、"Viktor & Rolf" というブランドが2011年春のパリファッションウィークで発表したウェディングドレスの一つで、まさに "too much(やりすぎ)" の定義そのものです。このドレスの幅は、なんとキャットウォークの幅ほどもあるのです。一体どうやってモデルに着せたのでしょう?
腕も動かせないほど窮屈そうですね... これを見ると、アニメのキャラクターが壁にぶつかってぺしゃんこになっている様子を思い起こさせます。
おしゃれに敏感な女性のためのウエディングドレス
貴族出身の花嫁は伝統的なウェディングドレスを着ると思われがちですが、スコットランドの貴族チャータリス家に生まれたレディ・メアリー・チャータリスは、明らかに世間の期待など気にしていないようです。2012年に挙げた結婚式で、彼女はヴェラ・ウォンやオスカー・デ・ラ・レンタなど、上流社会に愛される定評あるデザイナーではなく、レディー・ガガのドレスを何度も手がけたことで知られるパム・ホッグがデザインしたドレスを着ました。
三角形にカットされたサテンの生地と、肌が透けるシースルー生地、そして不均一なチュールのスカート....ネックレスはドレスの下に着けているのかそれとも上からなのか...私たちは完全に混乱しています。
ガーターがない?靴ひもがあるじゃん
このウェディングドレスが本当に結婚式に着用されたことを信じるのは、かなり無理があります。ですが、ここでご紹介している通常のウェディングドレスには見えない他のドレスとは、また違いますよね?この花嫁は純白のドレスを着るという伝統にこだわったというのが唯一の良い点ですが、今のところそれくらいしか思いつきません。
しかし、我々は彼女の自信を賞賛しますし、自分の外観を高く評価しているという事実も素晴らしいと思います。そしてガーターが見つからなかったので靴ひもで代用したそうですが、さすがはやり手の女性です。
8時から結婚式、9時からフェスの予定が入ってる時
左の女性の服装(帽子とスカートとブーツだけなので、服装とは言えませんが)を凝視するのはやめて、右の女性の服装にご注目ください。彼女は、自分の結婚式からそのままどこかのフェスにでも行くような感じですね。トップスはシンプルですが、スカートは使い捨てのプラスチックスプーンで作られているようです。
もっと解像度の高い画像を見つけられればよかったのですが、彼女が頭に被っているものが何なのかが非常にわかりにくいです...これは...ひよこ?もっと解像度の高い画像はこの世に存在しないかもしれません。
バラを模しているのか、それとも玉ねぎを模しているのか?
"美しい花にインスパイアされたドレス" というアイデアはとても素敵なので、この作品を作ったデザイナーを悪く言うつもりはありませんが、今ちょうどシュレックの映画を再放送してまして...なのでこの写真を見ると、第1作でフィオナとシュレックがハネムーンに行き、第2作では遥かかなたへ旅をするために使っている玉ねぎの馬車にしか見えないんです...
何のことかわからない人は、お気に入りの検索エンジンで "シュレック 玉ねぎの馬車" と入力してみてくださいね。検索結果の画像を見たらきっとそれにしか思えなくなるので注意!
キッド・ロックとパム・アンダーソンらしい結婚式
キッド・ロックとパム・アンダーソンは、2006年に合計4回も結婚式を挙げていることをご存知でしょうか?2001年に交際を始め、翌年に婚約、2003年に別れましたが、2006年に復縁すると一気に仲が良くなりました。この年、2人は4回の結婚式を挙げましたが、人々が覚えているのは最初の結婚式だけで、それは "キッド・ロックとパム・アンダーソンらしかった" からだそうです。
式はフランスのサントロペのヨット上で挙げ、彼女はウェディングドレスを着る代わりに白のビキニを着ており、多くの人が言葉を失いました。
花嫁が本当に注目されたいと思ったらこうなる
世の女性たちは、小さな頃から人生の特別な日を夢見ていました。美しい式場で、完璧なドレスを着て、みんなの視線を浴びながら最愛の人と結婚式を挙げるのはどんな感じなんだろう?と。そう、花嫁の中にはその注目を浴びることを切望し、誰にも邪魔されないようにする人もいるのです。たとえそれが、重さ数十キロはあろうかと思われるこのようなドレスを着ることになっても。
確かにものすごいゴージャスなドレスですが、結婚式ではなくサンバのパレードに着ていくような見た目ですね。
巨大ドレスによるソーシャルディスタンス
2005年、イギリスのメディアタレントであるケイティ・プライスが結婚した際、彼女はある雑誌と契約を結び、その雑誌が式を密着取材し、実質的にすべての費用を負担しました。100万ポンド、つまり1億円以上を費やして理想の結婚式を挙げたのです。彼女は幸せそうですが、今この写真を見ると、新郎と新婦の立ち位置が離れているので多くの人が笑ってしまうことでしょう。
自分の夫がこれ以上近づけないほど大きなドレスを着ると、こうなるのです(笑)まるで2020年を見据えて、ソーシャルディスタンスをとる練習をしているかのようです。
誰がこんな怪しいドレスを215,000ドルで買うんだろう?
小さな頃から完璧な結婚式を夢見てきた人たちが、大事な日に着る衣装の制作も含めてそのプロセスに口を出したいという気持ちはわかりますが、それはプロに任せた方がいいのかもしれないという気がます。この女性は、このドレスを "自分でデザイン" し、"ニューヨークの新進気鋭デザイナーに作ってもらった" と言っていますが、ヴォーグ誌の "史上最もファッショナブルな花嫁" に選ばれているわけでもないようです。
挙式後、彼女はこのドレスを21万5000ドル(約280万円)でネット上で販売したところ、"こんな高額で売りに出すなんて信じられない" と、彼女を "詐欺" と呼ぶ人たちから批判を受けました。"「醜悪」という言葉は、私の気持ちを十分に表していないと思う" と、ある人は言っています。
若干場違いなウェディングドレス
ここでご紹介してる写真のほとんどが教会で撮影されたものではないことにお気づきかもしれませんが、それは理にかなっていると思います。宗教的な儀式で結婚する場合、新郎新婦はより伝統的な衣装にこだわる傾向があるので、この記事は伝統的な衣装写真をまとめたものではありません。しかしこの写真には正直戸惑いました。というのも、これはとても真面目な宗教的儀式のようですが、花嫁が着ているのは...中が透け透けのドレスなのです。
これがどのような信仰なのか分からないので、もしかしたら我々の考えは間違っていて、これが女性が結婚するときに着る正式なドレスなのかもしれませんが...ちょっぴり場違いに思えません?
勇気を出して言ってみよう!「このドレスってタンポンみたい」
この写真には1960年代のクチュールの香りが漂っています。今すぐネットで調べればわかることですが、このドレスはフランスの高級メゾンのオートクチュールコレクションで、完成までに何ヶ月もかかったそうです。なぜなら、この特殊な編み方をマスターできる老人は世界に6人しかおらず、そのうち4人はこのガウンを作っている最中に視力を失ってしまったからです。
しかし、我々はあることを認めざるを得ないのです。なぜなら、あなたも同じことを考えているかもしれないからです。このドレスって "タンポン" に見えませんか?あとはヒモを足せば...ほらね?もうそれにしか見えないでしょう。
飼っている羊の毛をウェディングドレスにしちゃった女性
この写真の背景には、この女性が受賞歴のある羊のブリーダーで、動物たちをとても愛しているという事実があります。なので結婚式を挙げる際、何とかして動物たちを式に参加させたいと思ったそうです。彼女は自分のウェディングドレスをデザインしたのですが、なんとそのドレスはウールでできているのです。しかもただのウールではなく、彼女の大好きな羊 "オリビア"ちゃんのウールを使っています。オリビアはリンカーンロングウールという品種で、重くて長く、光沢のあるフリースを作るために特別に開発された羊です。
ドレスに施された白くて長いウールは、ウエディングドレスとしては少し異例ですが、ここでご紹介しているドレスの中で最も奇妙なドレスであることは間違いないでしょう。しかもこの写真を見る限り花嫁が羊と結婚しているように見えて思わずフフッとなってしまいます。
2020年当時最も貴重な素材から作られたドレス
ウェディングドレスは、シフォン、オーガンジー、シャルミューズ、サテン、レース、チュールなどの生地で作られるのが伝統的です。このような生地は高価に見えるため、それを着た花嫁は100万ドルの価値があるように見えるのです。このドレスはそのような素材から出来ているわけではありませんが、2020年に起こったことを考慮するととても高価なものに見えます。
2020年のトイレットペーパー不足を経験した人なら、このようなドレスが究極の贅沢品であることがわかるはずです。しかし、他の年ではどうでしょう?それほどでもないですね(笑)
セリーヌ・ディオンの超ヘビー級ウェディングドレス
1980年代は、その奇抜なファッションのせいでいつも馬鹿にされがちですが、1990年代の人々はどんなファッションをしていたか思い出せますか?そしてそれをよーく見たことがありますか?もしちゃんと見たことがないなら、ぜひやってみることをオススメします。1990年代最大のセレブリティの結婚式を見てみれば、その全貌が明らかになるでしょう。その例として、セリーヌ・ディオンが挙げられます。
彼女は真の歌姫ですが、1994年に最愛の人であるルネ・アンジェリルとの結婚の際に選んだウェディングドレスには、納得できない人もいるようです。2000個ものスワロフスキーをあしらったヘアピースは、重さがなんと約3キロもあり、髪に縫い付けて固定しなければならなかったのです。
過去に戻り過ぎちゃった花嫁
流行に敏感でありたいと願う花嫁もいれば、過去数十年の美しいドレスのトレンドをチェックし、使えそうなものや確実なものを好む花嫁もいます。花嫁がヴィンテージのドレスを探す場合、普通であればブライダルスタイルの参考となる1950年代や1960年代のものを選びます。しかし、この花嫁はどうやら80年代、つまり1880年代にインスピレーションを受けたようです。
ドレスの背中がどうなっているのかはわかりませんが、この100年の間に人々が着ていたものには見えません。ヴィンテージ感を出したかったのであれば、彼女は成功したと言えるでしょう。
ドレスのせいで強く抱きしめられない...
このドレスをデザインした人が誰であれ、風船でこんなにもきれいなシルエットを作ることができたことに非常に感心しています。普通、風船で作られたドレスは巨大な風船のように見えるはずなのですが、このドレスはそうではありません。造形の腕前はたいしたものです。この女性もかわいい動物のバルーンアートを作れるのでしょうか?おっと、話が逸れました... 何の話してましたっけ?
そうそう、バルーンドレスの話でした。バルーンのブーケもあって、非常に楽しげで奇抜ですが、ちょっと危険でもありますよね。花嫁を強く抱きしめたら大惨事になるかもしれませんよ?
ウェディングドレスのようでそうでないドレス
このドレスは最初に見たときはそれほど悪い印象は受けなかったんです。純白ですし、丈も長いですし。教会で着ても違和感のない程度に布面積もありますしね。でも、だんだんと細かい部分に目がいくようになってしまいました。なぜ翼と羽のようなものが付いているのでしょうか?これが何かのコスプレであれば文句はないんですけどね。それかハロウィンで着ているものかもしれません。
ですが結婚式に着るには不釣り合いですし、白いブーツもちょっと...ね...。とにかく、彼女自身はこのドレスに大変満足しているようなので、結局のところ、それがすべてなんです。
デザイナーさん、なんでこんなことするの?
我々はファッションショーをなかなか理解できません。ファッションショーの定義は、デザイナーがそのシーズンの主なアイデアを公に発表し、顧客が次のシーズンに店頭に並びそうなものをここから予想することだと考えていました。しかし、このファッションショーの写真を見ていると "どういうこと?" と思うことがあります。デザイナーさん、ほんとに何やってるんですか?
ウェディングドレスで人気のあるシルエットといえば、マーメイド、トランペット、ボールガウン、Aライン、コラム、スリップなどがありますよね。私たちがここで見ているのは何でしょうか?まったく分かりませんが、とりあえず高そうですね。
買えたとしても買いたくない高価なドレス
このドレスはおそらくフランスの高級メゾンが作ったもので、あれやこれの象徴とされました。そしてファッションの見方が変わったため、アイコニック的存在となり、批評家などからは崇拝されているものです。ですが、要するに、これはウェディングドレスなんです。あなたなら着てみたいと思いますか?私は着ません(ごめんなさい)。たとえお金があっても買いたくないような高価なドレスですから。
デザインは評価できますし、職人の技も比類ないものだと思いますが、ただ、とても着心地が悪そうに見えるのです。その花のつぼみのようなものは背中全体を覆っているのでしょうか?椅子に座る時はどんな感触がするのでしょうね...
アイビーにインスパイアされたドレスは、まさにイメージ通りだった
DCコミック(アメリカのコミックブック会社)のポイズン・アイビーが、いつもの葉っぱで出来た洋服をやめて、伝統的な白いガウンを着るとしたら、これは彼女の結婚式で着るものでしょうか?1997年の映画 "バットマン&ロビン" でこのキャラクターを演じたユマ・サーマンの緑色の衣装がとても素敵だったのを覚えているので、これが彼女にとってベストな選択かどうかはわかりませんが、選択肢があるのはいいことですよね?
今回ご紹介している他のドレスと比べても、このドレスはそんなに悪くはないと思います。きっと我々が着る時は蔦でできたブーケは捨てるでしょうが、アイビーに触発されたガウンと蔦のブーケは切っても切れないものかもしれません。
美しい花嫁?それともお花の女の子?
この写真のすべてが、私たちに "高価だよ!" と叫んでいるようです。後ろに写る壁のディテールをご覧ください。これは、貴族じゃないと買えないような代物です。我々は残念ながらそのような一族ではないですし、この写真の雰囲気にもお呼びではありません。しかし、この女性のウェディングドレスに注目してみましょう。これはある種のファッションコレクションの一部のようですし、素晴らしい出来であることは確かですが、少々困惑しています。
"美しい花嫁" というよりも "お花の女の子" の方がしっくりきますし、子供用のサイズもあった方がいいかもしれません。
皆さんどうぞご覧ください、これがオムツのドレスです!
我々は人々がいかに器用であるかを賞賛していますし、私たちは皆、才能があり、機知に富み、困難に直面した時にはすぐに即興で対応し、克服する人を知っています。例えば、このドレスのデザイナーは、ウェディングドレスの制作中に生地が足りなくなったそうですが、それに負けず、手持ちのものを何でも使ったそうです。手元にあるものを何でも使ったのですが、その "何でも" がたまたま大量のオムツだったのです。
実際には、このようなエピソードは起こっていないでしょうが...発想としては素晴らしいと思います。この写真はオムツの広告か何かのように見えますね。